【2025年最新】単焦点レンズのおすすめ10選!選び方のポイントも紹介

焦点距離が固定された「単焦点レンズ」は、高い描写力と明るさを備えています。
自分の立ち位置を変えながら構図を工夫することで、被写体の魅力をより引き出せるのが特徴です。
初心者からプロまで人気の高いレンズですが、焦点距離やF値など確認すべきポイントが多く、「どれを選べばいいか分からない」という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、2025年最新のおすすめ単焦点レンズ10選を紹介します。用途や撮影スタイルに合った選び方のポイントも解説するので、ぜひ参考にしてください。
目次
02|メーカメーカー別!単焦点レンズのおすすめ10選
・【Nikon(ニコン)】NIKKOR Z DX 24mm f/1.7
・【Nikon(ニコン)】NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S
・【SONY(ソニー)】FE 50mm F1.4 GM SEL50F14GM
・【SONY(ソニー)】E 11 mm F1.8 SEL11F18
・【FUJIFILM(富士フイルム)】フジノンレンズ XF30mmF2.8 R LM WR Macro
・【FUJIFILM(富士フイルム)】フジノンレンズ XF18mmF1.4 R LM WR
・【FUJIFILM(富士フイルム)】フジノンレンズ XF27mmF2.8 R WR
・【Panasonic(パナソニック)】LEICA DG SUMMILUX 9mm/F1.7 ASPH. H-X09
・【Canon(キヤノン)】RF16mm F2.8 STM
・【SIGMA(シグマ)】24mm F2 DG DN [ソニー用]
01|単焦点レンズとは?

単焦点レンズとは、焦点距離が固定されており、ズーム機能を持たないレンズのことです。
ズームで画角を変える代わりに、自分が前後に動いて構図を調整するのが特徴です。
開放F値が小さいレンズが多く、背景を美しくぼかしたポートレートや、暗い室内での撮影でも、明るくシャープな写真を撮影できます。また、レンズ自体が軽量・コンパクトなため、持ち運びしやすく、スナップ撮影や旅行など幅広いシーンで活躍するでしょう。
撮影スキルを磨きたい初心者にも人気のレンズです。
ズームレンズとの違い
ズームレンズは、焦点距離を変えられるため、被写体との距離を変えずに構図を変更できる便利さが魅力です。
一方、単焦点レンズは焦点距離が固定のため、自分の足で距離を調整する必要があります。
しかし、その分描写の解像感や明るさに優れており、F1.8やF1.4といった明るい開放値のレンズでは、被写体を際立たせた立体感のある写真が撮影できます。また、ズームレンズに比べてレンズ構成が少ないため、色のにじみ(色収差)や歪みが少なく、画質重視のユーザーからも単焦点レンズは高く評価されています。
用途に応じて、便利さを重視するならズームレンズ、画質や表現力を重視するなら単焦点レンズを選ぶのが一般的です。

02|メーカー別!単焦点レンズのおすすめ10選
CAMERA RENT(カメラレント)では、種類豊富なカメラ・レンズを月額2,750円(税込)からお試しいただけるレンタルサービスを提供しています。1ヶ月ごとのカメラ・レンズ交換も可能です。業界最大級となる1,600を超える商品の中から複数の単焦点レンズを試せるため、自分に合った単焦点レンズがきっと見つかるでしょう。
ここからは、CAMERA RENT(カメラレント)でレンタル可能な単焦点レンズのうち、特におすすめの10種類を紹介します。
【Nikon(ニコン)】NIKKOR Z DX 24mm f/1.7
Nikon(ニコン)の「NIKKOR Z DX 24mm f/1.7」は、APS-CサイズのZシリーズカメラ専用に設計された軽量単焦点レンズです。
焦点距離は24mm(フルサイズ換算約36mm)で自然な画角を得られるため、スナップや風景、テーブルフォトなど幅広いシーンで活躍します。
最大開放F値1.7の明るさを活かせば、暗い場所でも手持ち撮影がしやすく、美しいボケを活かした立体感のある写真を表現できるでしょう。
最短撮影距離は約0.18mと短く、被写体にぐっと寄った撮影も可能です。
重量は約135gと軽く、持ち運びもしやすいため、初めて単焦点レンズを使う方にも扱いやすい一本です。
【Nikon(ニコン)】NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S
Nikon(ニコン)の「NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S」は、スポーツや野鳥など遠距離撮影を想定して設計された超望遠単焦点レンズです。焦点距離800mmの超望遠域により、肉眼では見えにくい被写体も鮮明に捉えられるでしょう。
最大開放F値6.3の比較的控えめな明るさながら、高い解像力とコントラストを維持できるのも魅力です。
PF(位相フレネル)レンズを採用し、従来モデルより約48%軽量化された約2.4kgのボディを実現しています。
手ブレ補正機構「VR」も搭載しているため、手持ち撮影でも安定したシャープな画質を得られるでしょう。
最短撮影距離は約5.0mで、遠くの被写体も高精細に描写できます。上級者にも信頼される一本です。
【SONY(ソニー)】FE 50mm F1.4 GM SEL50F14GM
SONY(ソニー)の「FE 50mm F1.4 GM」は、G Masterシリーズの中でも描写力に優れた標準単焦点レンズです。
焦点距離50mmの自然な画角を備え、ポートレートや風景、スナップ撮影などさまざまなシーンで活躍します。
最大開放F値1.4の大口径を生かして、美しいボケと高い解像感を両立できるのも魅力です。
XA(極限非球面)レンズの採用により、開放時でも隅々までシャープな描写が得られるでしょう。
オートフォーカスは高速かつ静音で、静止画だけでなく動画撮影にも適しています。最短撮影距離は約0.41mで、被写体にしっかり寄った撮影が可能です。
重量は約516gと軽量で、機動力と高画質を両立したレンズといえます。
【SONY(ソニー)】E 11 mm F1.8 SEL11F18
SONY(ソニー)の「E 11mm F1.8 SEL11F18」は、APS-Cセンサー対応のEマウント広角単焦点レンズです。
焦点距離11mm(フルサイズ換算約16.5mm)の超広角画角を備え、風景や建築物、Vlog撮影などに活用されています。
最大開放F値1.8の明るさを活かし、星空や夜景など暗所でも高画質な撮影ができるのが魅力です。
最短撮影距離は約0.12mと短く、被写体に近づいても高い解像度を維持できるでしょう。重量は約181gと軽く、ジンバルとのバランスも良好です。
静かでスムーズなオートフォーカスを備え、動画撮影時もストレスなく操作できるため、持ち運びやすく高性能な広角レンズを探している方におすすめです。
【FUJIFILM(富士フイルム)】フジノンレンズ XF30mmF2.8 R LM WR Macro
FUJIFILM(富士フイルム)の「フジノンレンズ XF30mmF2.8 R LM WR Macro」は、等倍マクロ撮影に対応した高精度な単焦点レンズです。
焦点距離30mm(フルサイズ換算約46mm)で、被写体に近づいても高い解像度を保ちながら撮影できます。
最大開放F値2.8の明るさにより、柔らかなボケ味とシャープな描写を両立します。
最短撮影距離は約0.10mで、花やアクセサリーなど小さな被写体を大きく写し出すことが可能です。
静音で精度の高いリニアモーターAFを搭載し、防塵防滴構造によって屋外でも安定した撮影が行えます。
マクロ撮影を楽しみたい方はもちろん、スナップ用途でも活躍する万能な一本です。
【FUJIFILM(富士フイルム)】フジノンレンズ XF18mmF1.4 R LM WR
FUJIFILM(富士フイルム)の「フジノンレンズ XF18mmF1.4 R LM WR」は、APS-Cセンサー用に設計された明るく高性能な広角単焦点レンズです。
焦点距離18mm(フルサイズ換算約27mm)の画角で、スナップ撮影や風景、室内撮影など幅広いシーンに対応できます。
最大開放F値1.4の明るさを備え、暗所でも被写体を鮮明に捉えながら美しいボケを表現できるのが魅力です。
最短撮影距離は約0.2mで、被写体に寄った構図の撮影もできます。
リニアモーターによる高速かつ静音のAFを搭載し、防塵防滴構造も備えているため、屋外での撮影にも安心です。
軽量ながら高い解像力と立体感のある描写を両立した、完成度の高い一本といえるでしょう。
【FUJIFILM(富士フイルム)】フジノンレンズ XF27mmF2.8 R WR
FUJIFILM(富士フイルム)の「フジノンレンズ XF27mmF2.8 R WR」は、薄型で軽量なパンケーキタイプの単焦点レンズです。
焦点距離27mm(フルサイズ換算約41mm)の自然な画角を持ち、日常のスナップや旅行などに最適です。
最大開放F値2.8の明るさにより、背景をほどよくぼかしながら被写体をくっきりと描写できます。最短撮影距離は0.34mで、テーブルフォトなど身近な被写体の撮影にもぴったりです。
防塵防滴構造を採用し、リニアモーターによるスムーズなオートフォーカスも実現しています。
重量はわずか約84gと非常に軽く、常用レンズとしてカメラにつけっぱなしでも負担になりません。小型ながら高い描写力を備えた、携帯性に優れた一本です。
【Panasonic(パナソニック)】LEICA DG SUMMILUX 9mm/F1.7 ASPH. H-X09
Panasonic(パナソニック)の「LEICA DG SUMMILUX 9mm/F1.7 ASPH. H-X09」は、マイクロフォーサーズマウント対応の超広角単焦点レンズです。
焦点距離9mm(フルサイズ換算約18mm)の画角を持ち、風景や建築、Vlog撮影などに最適です。
最大開放F値1.7の明るさで、夜景や星空などの暗所撮影にも強く、浅い被写界深度を活かした印象的な写真が撮れます。
最短撮影距離は約0.095mと非常に短く、被写体に近づいても高い解像感を維持できるでしょう。
軽量な約130gのボディに防塵防滴構造を備えており、屋外撮影でも安心です。
小型ながら描写力と操作性を両立した、Vlogユーザーにも人気の高い一本です。
【Canon(キヤノン)】RF16mm F2.8 STM
Canon(キヤノン)の「RF16mm F2.8 STM」は、RFマウント対応の超広角単焦点レンズです。
焦点距離16mmの広い画角を持ち、風景や星空、室内撮影に幅広く対応します。
最大開放F値2.8の明るさを備え、暗い場所でも明るくクリアな撮影ができるのが魅力です。
最短撮影距離は0.13mで、被写体に近づいたダイナミックな構図も得意としています。
静音STMモーターによりフォーカス動作が滑らかで、動画撮影時のノイズも抑えられています。
重量は約165gと軽量で、持ち歩きやすく手軽に広角表現を楽しめる一本です。
【SIGMA(シグマ)】24mm F2 DG DN [ソニー用]
SIGMA(シグマ)の「24mm F2 DG DN [ソニー用]」は、フルサイズ対応の高性能単焦点レンズです。
焦点距離24mmで、風景、スナップ、動画など幅広い撮影シーンに活躍します。
最大開放F値2.0の明るさにより、暗所でもクリアでコントラストの高い描写を実現します。最短撮影距離は約0.245mで、被写体に寄った撮影も楽しめるでしょう。
金属外装による高級感と堅牢性を兼ね備えながら、重量は約365gと非常に軽量です。
操作感にも優れ、撮影を快適にサポートします。
描写性能・携帯性・デザインのバランスが取れた、使いやすい一本です。
03|初心者必見!単焦点レンズの選び方
単焦点レンズは、用途と撮影スタイルを明確にすれば、初心者でも十分に使いこなせます。
まずは、レンズ選びの基本を押さえておきましょう。
続いては、「焦点距離」「開放F値」「レンズの個性」「サイズ・重量」という4つの視点から、失敗しにくい単焦点レンズの選び方を紹介します。
①焦点距離で選ぶ
焦点距離とは、レンズを通して撮影センサーに届く光線の角度を決める値で、数値が小さいほど画角は広くなります。
風景撮影をするのか、ポートレートや小物撮影が多いのか、動きを捉えたいのかによって、適切な焦点距離は変わってきます。
そのため、単焦点レンズの焦点距離は何を撮りたいかをイメージしてから選ぶのがポイントです。
例えば、焦点距離24 mm以下の単焦点レンズ(広角レンズ)は風景や街並みを広く写したいときに、焦点距離50mm前後の単焦点レンズ(標準レンズ)は、スナップ撮影に適しています。
②開放F値で選ぶ
開放F値は、レンズがどれだけの光を取り込めるかを示す指標です。
数値が小さいほど明るく、背景のボケも強くなります。
例えば、「最大開放F値1.4」のレンズは非常に明るく、ポートレートや室内撮影・夜間撮影に適しています。
一方で、風景撮影など全体にピントを合わせたいシーンであれば、F値を上げて撮ることもあります。
選び方としては、撮影スタイルを考えましょう。
人物を際立たせたいなら開放F値が低いレンズ、小物や風景など全体にシャープさを求めるなら、やや高めのF値でも十分です。
開放F値1.4〜2.8の範囲ならボケ表現もしやすく、撮影の幅が広がるでしょう。
③レンズの個性で選ぶ
単焦点レンズの魅力は、写りの個性にあります。
ズーム機能がない分、レンズ構成がシンプルになり、解像力・コントラスト・ボケの質・色の再現など、画質にこだわれる設計になっているケースが多いです。
例えば、背景のボケが付き過ぎないバランス型、極端に浅い被写界深度を狙える高性能型など、レンズごとの個性を理解しながら選ぶと、レンズごとの魅力を楽しめます。
何を撮りたいかに対して、そのレンズがどう応えてくれるかを見極めることで、単焦点レンズ選びの満足度は格段に上がるでしょう。
④サイズと重量で選ぶ
撮影スタイルによっては、レンズの大きさ・重量を重要視すべき場合もあります。
高画質を追求するモデルは大型で重量も重くなりがちなため、旅行や街歩き、スナップなどでは、軽量でコンパクトな単焦点レンズが活躍します。
そのため、バッグに入れて持ち運べるかどうかも、レンズ選びの大事な要素の一つです。
単焦点レンズはレンタルで試してみよう
単焦点レンズは、焦点距離や明るさ、ボケの表現など、選ぶモデルによって写りの印象が大きく変わります。
購入前にどのレンズが自分の撮影スタイルに合うかを確かめたい場合は、レンタルサービスを利用するのがおすすめです。
短期間のレンタルでも、実際の使用感や携帯性、AF性能、描写の違いを体験できます。
レンタルなら高価なハイエンドモデルも気軽に試せるため、比較しながら自分に最適な一本を見つけやすいサービスです。
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