桜撮影を極める完全ガイド|映える撮り方のコツと表現を広げるおすすめレンズ5選

投稿日: 2026.02.26
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春の訪れを象徴する「桜」。その儚くも美しい姿をカメラに収めようと、毎年多くの方が撮影に挑みます。しかし、「実際に撮ってみると、肉眼で見た感動が伝わらない」「画面がごちゃついて何が主役かわからない」といった悩みに直面することも少なくありません。

桜撮影は、実は非常に奥が深いジャンルです。背景の整理、光の読み方、そしてレンズ選び。これら一つひとつの要素が、仕上がりの質を大きく左右します。

本記事では、桜の魅力をワンランク上に引き上げるプロ直伝のテクニックと、表現の幅を劇的に広げる厳選レンズを紹介します 。今年の春は、誰もが目を留めるような「自分だけの一枚」を手にしてみませんか。

 

目次

01|凡庸な写真を卒業!🌸桜撮影の基本&応用テクニック📸
・朝と夕方の「柔らかい光」を味方につける
・逆光が生み出す「透明感」と「ドラマ」
・背景をデザインして主役を際立たせる
・ピント合わせの鉄則:一番手前の花に

02|表現を劇的に変える!🌸桜撮影におすすめの厳選レンズ5<選
【Nikon】NIKKOR Z DX 24mm f/1.7
【SONY】FE 50mm F1.2 GM
【Canon】RF70-200mm F2.8 L IS USM
【FUJIFILM】XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro
【SIGMA】14-24mm F2.8 DG DN | Art

03|東京の🌸桜撮影おすすめのスポット5選
・千鳥ヶ淵(千代田区)
・目黒川(目黒区)
・新宿御苑(新宿区)
・上野恩賜公園(台東区)
・隅田公園(台東区・墨田区)

04|一度は撮りたい!全国の絶景🌸桜撮影スポット5選
・弘前公園(青森県)
・新倉山浅間公園(山梨県)
・吉野山(奈良県)
・姫路城(兵庫県)
・河口湖・北岸エリア(山梨県)

 

01|凡庸な写真を卒業!🌸桜撮影の基本&応用テクニック📸

桜は、ただカメラを向けるだけでは、どうしても「記録写真」になりがちです。印象的な「作品」にするためのポイントを整理しましょう。桜を印象的に撮るには、撮影する時間帯や光の使い方、構図の工夫が必要になります。

 

■朝と夕方の「柔らかい光」を味方につける

※画像はイメージ(AI生成)です。

日中の強い直射日光の下では、淡い桜の花びらは白飛びしやすく、繊細な質感が失われてしまいます。狙い目は、太陽が低い位置にある早朝や夕暮れ時です。 光が柔らかく横から差し込むことで、花びらの立体感や微妙な色の階調を美しく捉えることができます。また、日中に比べて混雑を避けられるため、落ち着いて構図を練ることができるのも大きなメリットです。

 

■逆光が生み出す「透明感」と「ドラマ」

※画像はイメージ(AI生成)です。

風景写真では順光(太陽を背にする)が基本とされることも多いですが、桜の繊細さを表現するなら「逆光」がおすすめです。 太陽をあえて桜の背面に配置することで、光が花びらを透過し、透き通るような美しさが強調されます。この際、カメラの露出補正をプラス(+)側に調整して少し明るめに設定すると、ふんわりとした幻想的な雰囲気に仕上がります。

 

■背景をデザインして主役を際立たせる

桜の木の下は看板や電線、他の花見客など、不要な要素が入り込みがちです。これらを排除して桜を引き立てるには、以下の工夫が有効です。

「絞り(F値)」を開く

F値を小さく設定(開放側に調整)することで背景が大きくボケ、視線が自然と主役の桜に集まります。

※画像はイメージ(AI生成)です。

「アングル」を変える

下から見上げるように撮れば青空が、水辺なら水面が背景になり、画面がシンプルかつ爽やかに整理されます。

※画像はイメージ(AI生成)です。

■ピント合わせの鉄則:一番手前の花に

密集して咲く桜は、どこにピントを合わせるか迷いがちです。基本は「最も手前にある花」に合わせること 。手前に芯を通すことで、奥に向かってなだらかにボケが広がり、写真に心地よい奥行きが生まれます。

※画像はイメージ(AI生成)です。

🌸寄りと引きで撮り分ける🌸📸

桜は、寄りで撮った写真と引きで撮った写真とでは印象が大きく変わります。
寄りで撮影すれば繊細で可憐な印象がよく伝わり、引きで撮影すれば景色としての美しさを表現できるでしょう。

寄りで撮る際は、桜の花にピントを合わせて見せたい部分を明確にして撮影するのがおすすめです。
引きで撮る際は、広角レンズを使って桜並木や空などの風景全体を捉えるようにすると景色をきれいに撮影できます。

1つの場所でも、寄りの写真と引きの写真など、複数の構図で撮影してみてください。

 

02|表現を劇的に変える!🌸桜撮影におすすめの厳選レンズ5選

テクニックと同じくらい重要なのが「レンズ」の選択です 。
撮影シーンに合わせてレンズを使い分けることで、表現の幅は無限に広がります。

【Nikon(ニコン)】NIKKOR Z DX 24mm f/1.7

「軽やかに、とろけるような春を切り取る。」

【🌸おすすめ理由】
APS-Cミラーレスユーザーなら必携の一本です。特筆すべきは開放F1.7という明るさ。これにより、背景に人が写り込むようなシーンでも、桜を浮かび上がらせる強烈なボケ味を演出できます。最短撮影距離が18cmと短いため、花の細部に迫る「寄り」の撮影で真価を発揮します。重量わずか135gという軽さは、長時間の散策でも負担になりません。

 

【Canon(キヤノン)】RF16mm F2.8 STM

「視界を埋め尽くす、圧倒的な桜のパノラマ。」

【🌸おすすめ理由】
超広角16mmという画角が、日常を非日常に変えてくれます。桜並木の圧倒的なスケール感や、空を覆い尽くすようなダイナミックな構図を撮りたい場合に最適です。F2.8の明るさと0.13mの最短撮影距離を活かせば、広角特有のパース(遠近感)を効かせつつ、手前の桜に寄って背景を広く見せるといった高度な表現も可能です。

 

【FUJIFILM(富士フイルム)】フジノンレンズ XF18mmF1.4 R LM WR

「夜の静寂に浮かぶ、息を呑むような桜の質感。」

【🌸おすすめ理由】
最高峰の解像度を誇る単焦点レンズです 。F1.4という驚異の明るさは、三脚が使えない場所での「夜桜撮影」でもノイズを抑えたクリアな描写を約束します。防塵・防滴構造を備えているため、春特有の強い風や砂埃が舞う環境でも、機材を気にせず撮影に集中できるプロ仕様の安心感があります。

 

【Canon(キヤノン)】RF24-105mm F4-7.1 IS STM

「一本で完結。風景もポートレートも自由自在。」

【🌸おすすめ理由】
広角から中望遠までをカバーする、万能のズームレンズです 。撮影ポジションが制限される場所でも、ズーム操作だけで「桜並木の全景」から「一枝のクローズアップ」まで瞬時に切り替えられます 。初めてのレンズ交換式カメラで、どの焦点距離が自分に合っているか探したい初心者の方にも、まずはこの一本をおすすめします。

 

【SONY(ソニー)】FE 20mm F1.8 G SEL20F18G 

「逆光さえも美しさに変える、Gレンズの真髄。」

【🌸おすすめ理由】
逆光時のフレアやゴーストを抑える「ナノARコーティング」が優秀で、太陽を画面内に入れたドラマチックな桜撮影に最適です。20mmという絶妙な広角域は、満開の桜の広がりを捉えるのに過不足ありません。Gレンズならではの美しい円形ボケは、夜桜のライトアップを背景にした際、キラキラとした玉ボケとして幻想的に彩ってくれます。

 

03|東京の🌸桜撮影おすすめスポット5選📸

テクニックと機材が揃ったら、最高の舞台へと出かけましょう。

■千鳥ヶ淵(千代田区)

※画像はイメージ(AI生成)です。

【🌸見どころ】お堀にせり出す桜と、煌めく水面の競演。

九段下駅から徒歩5分ほどのところにある千鳥ヶ淵は、都内でも有数の桜の名所です。
靖国通りから北の丸公園に沿って続く700mほどの遊歩道(緑道)は、約230本もの桜の木が植えられており、3月下旬から4月上旬の開花の時期には、多くの花見客が訪れます。

お堀と桜を一緒に撮影すれば、水面の反射光がキラキラと幻想的な桜の写真が撮れるでしょう。夜桜のライトアップを撮影するのもおすすめです。

 

■目黒川(目黒区)

※画像はイメージ(AI生成)です。

【🌸見どころ】街を彩る桜のトンネルと「花筏(はないかだ)」。

世田谷区や目黒区、品川区を流れる目黒川は、池尻大橋駅付近から下目黒付近までの川沿い約4kmにわたって800本もの桜が咲き乱れる桜の名所です。
川の両岸に桜が植えられており、桜がトンネルのように川を覆う様子は思わず写真に収めたくなります。

桜のトンネルは、望遠レンズを用いて桜の密度を高めた撮影方法がおすすめです。
川に散る桜の花びらの幻想的な景色を撮影したり、都心の街並みと桜を一緒に撮影したりするのも良いでしょう。

 

■新宿御苑(新宿区)

※画像はイメージ(AI生成)です。

【🌸見どころ】都会の空と、多様な桜が織りなす静寂。

新宿区と渋谷区にまたがり、都会のオアシスともいわれる新宿御苑もおすすめの桜撮影スポットです。
約58haもの広大な敷地に、約70品種の桜が900本ほど植えられています。
広い園内では、背景を整理しやすいため、桜の花を主役にした写真が撮りやすいでしょう。

新宿御苑の桜は、花の色が濃いものや枝ぶりがダイナミックなもの、低木で撮影しやすいものなど、さまざまな種類があります。
撮影テクニックを試したい方も、ぜひ新宿御苑に足を運んでみてください。

 

■上野恩賜公園(台東区)

※画像はイメージ(AI生成)です。

【🌸見どころ】江戸から続く歴史と、風情ある不忍池。

上野駅から徒歩2分ほどのところにある上野恩賜公園は、江戸時代から桜の名所として知られるスポットです。
園内には800本ほどの桜の木が植えられ、毎年多くの人が花見に訪れます。

園内にある清水観音堂内のシダレザクラは有名で、引きで全体をダイナミックに撮影するのもおすすめです。
夜は桜のライトアップもあり、夜間の撮影に適したレンズで夜桜をロマンチックに撮影するのも良いでしょう。

ただし、人の写り込みで雑然とした印象になりやすいため、構図を工夫して撮影しましょう。

 

■隅田公園(台東区・墨田区)

※画像はイメージ(AI生成)です。

【🌸見どころ】新旧のランドマークが融合する絶景。

隅田川をまたいで台東区側と墨田区側の両岸にある隅田公園も、桜の名所です。
江戸時代から親しまれる下町の花見スポットで、両岸合わせて900本ほどの桜が咲き乱れます。

中望遠レンズなどを使って、東京スカイツリーと一緒に桜を撮影するのもおすすめです。
隅田川は屋形船の往来もあるため、江戸情緒あふれる屋形船と一緒に満開の桜を撮影するのも良いでしょう。

 

04|一度は撮りたい!全国の絶景🌸桜撮影スポット5選📸

東京以外にも、日本全国にはカメラを構えずにはいられない圧倒的な桜の絶景が点在しています。ここでは、特に写真映えする全国の名所を紹介します。

■弘前公園(青森県)

※画像はイメージ(AI生成)です。

【🌸見どころ】水面を埋め尽くすピンクの絨毯「花筏(はないかだ)」

日本最古級のソメイヨシノが咲き誇る、東北屈指の名所です。最大の見どころは、お堀に散った花びらが水面を覆い尽くす「花筏」。

 撮影のコツ📸
マクロレンズや寄りに強いレンズで、花びらの密度を強調しましょう。風のない日を狙うと、リフレクション(反射)を活かした幻想的な一枚が撮れます。

 

■新倉山浅間公園(山梨県)

※画像はイメージ(AI生成)です。

【🌸見どころ】富士山・五重塔・桜が織りなす「日本の美」

「富士山と桜」という、日本を象徴する景色を撮るならここ以外にありません。世界中から写真家が集まる聖地です。

 撮影のコツ📸
広角レンズで富士山と五重塔、桜をバランスよく配置しましょう。午前中の順光の時間帯なら、富士山の冠雪と桜のピンクが鮮やかに発色します。

 

■吉野山(奈良県)

※画像はイメージ(AI生成)です。

【🌸見どころ】山全体が淡く染まる「一目千本」の圧倒的スケール

約3万本もの桜が下・中・上・奥の4箇所に密集して咲き乱れます。山肌を埋め尽くす桜のグラデーションは圧巻です。

 撮影のコツ📸
望遠レンズや高倍率ズームレンズ(RF24-105mmなど)を使い、山の斜面を切り取ることで、桜が押し寄せてくるような「圧縮効果」を活かしたダイナミックな表現が可能です。

 

■姫路城(兵庫県)

※画像はイメージ(AI生成)です。

【🌸見どころ】白鷺城の白壁と、鮮やかな桜のコントラスト

世界遺産・国宝である姫路城の真っ白な外壁は、桜のピンクを最高に引き立てる背景になります。

 撮影のコツ📸
逆光耐性の高いレンズ(FE 20mm F1.8 Gなど)を使い、お城のディテールを潰さずに桜の透明感を出すのがポイント。お堀越しに狙うことで、水辺の静寂さも表現できます。

 

■河口湖・北岸エリア(山梨県)

※画像はイメージ(AI生成)です。

【🌸見どころ】湖畔を彩る桜並木と、そびえ立つ富士の雄姿

湖の青、富士山の白と青、そして桜のピンク。三色の美しいコントラストが楽しめるスポットです。

 撮影のコツ📸
ローアングルから湖面と桜を一緒に捉えるのがおすすめ。広角レンズ(RF16mm F2.8 STMなど)を活かして、視界いっぱいに広がる春の景色を切り取りましょう。

 

◆🌸桜の思い出は写真で残そう!カメラ・レンズはレンタルがおすすめ

春の訪れを感じさせる桜は目で見るのも良いですが、ぜひ写真に残しておきたいものです。桜の繊細さや可憐さ、ダイナミックさを表現するには、撮影方法やレンズを工夫して撮りましょう。

しかし、レンズは高額なものも多いです。気軽に試してみるには少しハードルが高いと言えます。

「桜を色々なレンズで撮影してみたい」「レンズを購入する前にしっかり試したい」という方は、レンタルサービスも検討してはいかがでしょうか。

CAMERA RENT(カメラレント)では、人気の単焦点レンズも、月額2,750円(税込)からレンタルできます。業界最大級の27社・1,600以上のカメラやレンズを扱っているため、初心者から上級者まで幅広いニーズに対応しているのが特徴です。

「桜をきれいに撮影したい」という方は、ぜひCAMERA RENT(カメラレント)のレンタルサービスをご利用ください。

 

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