風景写真が劇的に変わる!広角レンズの特徴と「プロ級」に見せる使い方のコツ

投稿日: 2026.02.03
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「目の前に広がる壮大な景色を撮ったのに、写真で見返すと迫力がない……」 「家族や友人と狭い室内で集まったとき、全員が画面に入り切らない……

そんな悩みを一瞬で解決してくれるのが「広角レンズ」です。標準レンズでは決して捉えられない「肉眼を超える広い世界」を一枚に収めることができるこのレンズは、写真の表現力を飛躍的に広げてくれます。

この記事では、広角レンズの驚くべき特徴から、初心者でもすぐに実践できるプロの撮影テクニック、そして今すぐ試したくなるおすすめレンズまで、その魅力を徹底解説します。

 

目次

01|広角レンズとは?「肉眼以上の感動」を切り取る魔法のレンズ

02|ここがすごい!広角レンズの4つの大きな特徴
 1.圧倒的な開放感とスケール感
 2.手前から奥までくっきり(深い被写界深度)
 3.ダイナミックな遠近感(パースペクティブ)
 4.被写体にグッと寄れる(短い最短撮影距離)
 ■失敗しない!広角レンズ選びの3つのポイント

03|プロも注目!おすすめ広角レンズ9
 【TAMRON(タムロン)35-150mm F/2-2.8 Di III VXD (Model A058)
 【Canon(キヤノン)RF28mm F2.8 STM
 【Nikon(ニコン)NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VR
 【SONY(ソニー)FE 20-70mm F4 G SEL2070G
 【SONY(ソニー)E 11 mm F1.8 SEL11F18
 【SONY(ソニー)E PZ 10-20mm F4 G SELP1020G
 【Panasonic(パナソニック)LEICA DG SUMMILUX 9mm/F1.7 ASPH. H-X09
 【OLYMPUS(オリンパス)M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II
 【FUJIFILM(富士フイルム)】フジノンレンズ XF18mmF1.4 R LM WR

04|初心者卒業!広角レンズを使いこなす「3つの極意」
 極意1:カメラを水平に保つ
 極意2:手前に「主役」を置く
 極意3:星空撮影は三脚とマニュアルフォーカスで

 

01|広角レンズとは?「肉眼以上の感動」を切り取る魔法のレンズ

※画像はイメージ(AI生成)です。

広角レンズとは、焦点距離が短く、一般的なレンズよりも「広い範囲(画角)」を写せるレンズのことです。

最大の魅力は、一歩も後ろに下がることなく、目の前の景色を丸ごと切り取れること。一般的に、焦点距離の数値が小さいほど、より広い範囲を写すことができます。

  • 広角レンズ(24mm35mm前後)
    自然な広がりで、スナップや旅行に最適。
  • 超広角レンズ(20mm以下)
    パース(遠近感)が強く、ダイナミックで芸術的な表現が可能。
  • 魚眼レンズ 
    180度近い範囲を写し、独特の歪みを楽しむ特殊レンズ。

 

02|ここがすごい!広角レンズの4つの大きな特徴

広角レンズを持つことで、あなたの写真は以下のような「4つの変化」を遂げます。

 

1.圧倒的な開放感とスケール感

※画像はイメージ(AI生成)です。

標準レンズでは入り切らなかった高層ビルや広大な花畑も、広角レンズならその場の空気感ごと収めることができます。狭い室内でも、部屋全体を広く開放的に見せることが可能です。

 

2.手前から奥までくっきり(深い被写界深度)

※画像はイメージ(AI生成)です。

広角レンズは「被写界深度」が深く、ピントが合う範囲が非常に広いのが特徴です。手前の花から遠くの山々まで全てにピントを合わせる「パンフォーカス」が容易で、シャープで情報量の多い風景写真が撮れます。

 

3.ダイナミックな遠近感(パースペクティブ)

※画像はイメージ(AI生成)です。

「近くのものはより大きく、遠くのものはより小さく」写る効果が強く出ます。これを利用することで、道がどこまでも続くような奥行き感や、被写体が迫ってくるような迫力ある演出が可能です。

 

4.被写体にグッと寄れる(短い最短撮影距離)

※画像はイメージ(AI生成)です。

意外と知られていないのが「寄り」の強さです。被写体に数センチまで近づいて背景を広く写し込むことで、主題を強調しつつ周囲の状況も説明する、臨場感あふれる一枚が撮れます。

 

■失敗しない!広角レンズ選びの3つのポイント

広角レンズは種類が多いため、以下の3点を意識して選ぶのが失敗しないコツです。

1.「ズーム」か「単焦点」か

ズーム
旅行などで画角を微調整したい時に便利。
単焦点
解像度が非常に高く、背景をぼかしたり暗い場所で撮るのに有利。

2.開放F値(明るさ)

星空や夜景、室内撮影がメインなら「F2.8以下」の明るいレンズがおすすめ。

3.センサーサイズとの相性

フルサイズ機かAPS-C機かによって、実際に写る範囲(有効焦点距離)が変わります。
お手持ちのカメラに合うマウント規格を必ず確認しましょう。

 

03|プロも注目!おすすめ広角レンズ9

広角レンズの特性を理解したところで、次は実際にどのレンズを選ぶべきかが重要なポイントです。風景写真の第一線で活躍するプロカメラマンから、スナップ撮影を愛するハイアマチュアまで、多くのユーザーから絶大な信頼を寄せられているモデルを厳選しました。

超広角のダイナミックな世界を楽しめるズームレンズから、圧倒的な解像度と明るさを誇る単焦点レンズまで、あなたの表現スタイルを一段上のステージへと引き上げてくれる珠玉のラインナップをご紹介します。

 

【TAMRON(タムロン)】35-150mm F/2-2.8 Di III VXD (Model A058)

【万能派】広角から望遠まで、これ一本で結婚式から旅行まで対応。

TAMRON(タムロン)の「35-150mm F/2-2.8 Di III VXD (Model A058)」は、ポートレートズームレンズです。
最大開放F値が22.8の明るいレンズ設計で、やわらかなボケ味と高い解像性能を実現しています。
AF駆動には、リニアモーターフォーカス機構VXDが採用されており、最短撮影距離からの撮影でも快適にピントを合わせられるのが魅力です。
35mm150mmまで幅広い焦点距離を持つため、広角から望遠まで幅広い撮影をレンズ交換なしで楽しめます。

 

【Canon(キヤノン)】RF28mm F2.8 STM

【スナップ派】驚くほど軽いパンケーキレンズ。日常をドラマチックに。

Canon(キヤノン)の「RF28mm F2.8 STM」は、約120gの小型パンケーキレンズです。
フルサイズカメラに装着すれば広角レンズとして使用でき、焦点距離は28mmで室内でも使用しやすいのが特徴です。
また、APS-Cサイズカメラに装着すれば焦点距離45mm相当の標準レンズとしても使用できるなど、幅広い撮影シーンに対応しています。
F値も2.8と明るめなので、背景をやわらかく大きくぼかした高画質な写真の撮影に向いているでしょう。

 

【Nikon(ニコン)】NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VR

Vlog派】動画撮影に最適な電動ズーム搭載。自撮りも景色も。

Nikon(ニコン)の「NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VR」は、APS-CサイズのニコンZマウントミラーレスカメラ専用の超広角ズームレンズです。
焦点距離12mm28mmまでの幅広い画角をカバーしており、風景やテーブルフォト、自撮りなどのさまざまな撮影シーンに対応できます。
コンパクトかつ軽量な設計なので、持ち運びにも便利でしょう。

 

【SONY(ソニー)】FE 20-70mm F4 G SEL2070G

【次世代標準】超広角20mmから始まる、新時代の常用ズームレンズ。

SONY(ソニー)の「FE 20-70mm F4 G SEL2070G」は、フルサイズミラーレスカメラに対応した標準ズームレンズです。超広角20mm70mmまでをカバーし、風景からポートレートまで、幅広い撮影シーンに対応できます。
488gの軽量設計で、持ち運びもしやすいでしょう。
また、ズーム全域で開放F4の明るさを実現しているため、暗い室内での撮影にもおすすめです。
手ブレ補正機能とオートフォーカス機能も備えているため、初心者の方もストレスなく撮影を楽しめます。

 

【SONY(ソニー)】E 11 mm F1.8 SEL11F18

【夜景・星空派】APS-Cユーザー必携。明るいF値で暗所もノイズ知らず。

SONY(ソニー)の「E 11 mm F1.8 SEL11F18」は、APS-Cサイズのデジタル一眼カメラ専用の超広角単焦点レンズです。
最新の光学設計により、焦点距離11mmの超広角でありながら、画面中心から周辺まで高い解像性能を実現しています。
最短撮影距離は0.12mMF時)と非常に短いため、テーブルフォトなどの近接撮影も快適に楽しめます。F1.8と非常に明るい設計となっているため、美しいボケ味を生かした写真が撮影可能です。
小型軽量(最大径66mm×長さ57.5mm、質量約181g)で持ち運びやすく、防塵・防滴に配慮した設計となっているため、旅行先やアウトドアシーンでも気軽に風景撮影を楽しめるでしょう。

 

【SONY(ソニー)】E PZ 10-20mm F4 G SELP1020G

【軽快派】超広角なのに超軽量。ジンバル撮影や登山に最適。

SONY(ソニー)の「E PZ 10-20mm F4 G SELP1020G」は、APS-Cサイズのデジタル一眼カメラ専用の超広角パワーズームレンズです。
焦点距離は10mm20mmとなっており、超広角ズームならではの表現と高い描写性能を誇ります。
さらに、フォーカス群にはリニアモーターが2基搭載されており、高速かつ静粛、振動を抑えたフォーカス駆動が可能です。
使用シーンを選ばない優れた機動性と操作性、信頼性を備えており、静止画も動画も快適に撮影ができるでしょう。
小型・軽量設計(最大径 69.8mm×長さ 55mm、質量約178g)を実現しているため、持ち運びにも便利です。

 

【Panasonic(パナソニック)】LEICA DG SUMMILUX 9mm/F1.7 ASPH. H-X09

【接写派】驚異の近接撮影能力。マクロのような広角写真が撮れる。

Panasonic(パナソニック)の「LEICA DG SUMMILUX 9mm/F1.7 ASPH. H-X09」は、デジタル一眼カメラ用の大口径・超広角単焦点レンズです。
大口径・超広角でありながら最短撮影距離はわずか0.095m、最大撮影倍率0.25倍(35mm判換算:0.5倍)のハーフマクロ撮影を実現しているのが特徴です。
被写体をクローズアップして背景を大きくぼかした撮影や、被写体と背景の両方のディティールを活かした撮影を楽しめます。
さらに、インナーフォーカスを採用することで、静止画はもちろん、なめらかな動画撮影も可能です。

 

【OLYMPUS(オリンパス)】M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II

【タフ派】圧倒的な防塵防滴。どんな過酷な自然環境でも信頼できる一本。

OLYMPUS(オリンパス)の「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II」は、マイクロフォーサーズ向けの高画質標準ズームレンズです。
焦点距離24mm80mm35mm判換算)までの幅広い画角をカバーしており、ズーム全域で画面の中心から周辺まで高い解像力を発揮します。
開放F値は2.8と明るめの設定となっており、暗い場所での撮影にも対応可能です。
また、IP53の防塵防滴性能と-10℃耐低温性能を備えているため、過酷な環境下での風景撮影にも適しています。

 

【FUJIFILM(富士フイルム)】フジノンレンズ XF18mmF1.4 R LM WR

【描写力派】富士フイルムらしい色乗りと、極上のボケ味を両立。

FUJIFILM(富士フイルム)の「フジノンレンズ XF18mmF1.4 R LM WR」は、ミラーレスデジタルカメラXマウント用の大口径広角単焦点レンズです。
焦点距離は18mmで、超広角での撮影を可能とします。
開放F値は1.4と明るい設計になっており、暗い室内や夜景の撮影にも適しています。
また、最短撮影距離が20㎝と短いため、被写体を際立たせる近接撮影も可能です。
質量370gの軽量設計となっているため、持ち運ぶ場合もストレスなく長時間の撮影を楽しめるでしょう。

 

04|初心者卒業!広角レンズを使いこなす「3つの極意」

広角レンズ特有の「歪み」を味方に付けることで、写真はもっと良くなります。

■極意1:カメラを「水平・垂直」に保つ
建物を撮る際、カメラを上下に少しでも傾けると、垂直なはずの線が斜めに歪んでしまいます(パース歪み)。これは、上にいくほど建物が細くなる「上にすぼまる」現象として現れます。
プロのコツ:グリッド機能を活用する 
カメラの設定で「グリッド線」を表示させましょう。画面上の垂直線と建物の柱や壁をぴったり合わせるだけで、写真の安定感が劇的に増し、プロのような仕上がりになります。

■極意2:手前に大胆な「主役」を置く
ただ広いだけの写真は、視点が定まらず「何を撮りたかったのか」が伝わりにくいものです。手前に印象的なオブジェクトを配置し、遠近感を活かした奥行きを作りましょう。
・主役の選び方
道端に咲く花、質感のある岩、あるいは自分のカメラバッグや帽子など、身近なもので構いません。
・撮影のポイント:F値を絞り込む
F値を「F8〜F11」程度まで絞り込むことで、手前の主役から奥の背景まで全てにピントが合う「パンフォーカス」状態になります。これにより、視線が [手前の主役] → [広がる景色] → [遠くの背景] へとスムーズに誘導され、写真の中に吸い込まれるような立体感が生まれます。

■極意3:星空撮影は「3つの固定」で挑む
広角レンズが最も輝くシーンの一つが星空です。暗い環境で繊細な光を捉えるため、以下の3点を意識しましょう。

1.F値は「開放」で光を最大限に取り込む
レンズのF値(絞り)は、最も小さい数値(開放)に設定しましょう。F2.8やF1.4といった明るい設定にすることで、肉眼では見えにくい微かな星の光までセンサーに届けることができます。

2.三脚で「1ミリの揺れ」も許さない
星空撮影ではシャッタースピードを数秒〜数十秒と長く設定するため、手持ち撮影は不可能です。必ず三脚にしっかりと固定し、シャッターを押す瞬間の振動を防ぐためにセルフタイマーやリモートシャッターを活用しましょう。

3.ピント合わせは「マニュアルフォーカス(MF)」で
真っ暗な空ではカメラのオートフォーカス(AF)は機能しません。ライブビュー画面を最大限に拡大し、一番明るい星が「最も小さな点」に見える位置まで、フォーカスリングを手動でじっくり回して調整するのが、シャープな星空を撮るための最大の秘訣です。

 

◆まとめ|理想の広角レンズ、まずは「レンタル」で見つけませんか?

広角レンズは、あなたの写真体験を「記録」から「表現」へと変えてくれる素晴らしいツールです。
しかし、広角の世界は奥が深く、レンズによって「歪みの出方」や「色の表現」が全く異なります。「高価なレンズを買って後悔したくない」「自分の撮影スタイルに合う焦点距離を知りたい」という方は、ぜひCAMERA RENTのレンタルサービスを活用してください。
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