登山におすすめなカメラ・レンズの人気モデル10選!特徴や選び方も紹介
登山は、日常では味わえない瞬間に出会える貴重な体験です。その感動を写真に残すには、過酷な環境にも耐えられ、持ち運びやすく、高画質で撮影できるカメラとレンズを用意することが重要です。
しかし、登山向きのモデルは数多くあるため、性能や重さ、サイズなど、何を重視して選べばよいか分からないという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、登山におすすめの人気カメラ・レンズを厳選し、それぞれの特徴や選び方のポイントを紹介します。
登山撮影におすすめのカメラ・レンズ一覧
登山撮影では、山頂からの雄大なパノラマ、道中で出会う野生動物、四季折々の自然の表情など、日常ではなかなか見られない光景を記録できます。その一方で、山の環境は平地と比べて過酷であり、急な天候の変化や低温、風、砂埃など、故障や画質の低下につながるリスクが多いのが特徴です。そのため、登山撮影に使うカメラやレンズは、耐候性(防塵・防滴・耐低温)と軽量性を両立しているモデルを選びましょう。長時間の移動や標高差のあるルートを歩くため、できるだけコンパクトで、片手でも扱いやすいものを選ぶのもポイントです。
登山に適したカメラは各メーカーからさまざまなモデルが発売されていますが、価格も性能も幅広く、購入前にどれを選べばよいのか迷ってしまう方も少なくありません。そんなときに便利なのが、カメラ・レンズのレンタルサービスです。
CAMERA RENT(カメラレント)では、種類豊富なカメラ・レンズを月額2,750円(税込)からお試しいただけるレンタルサービスを提供しています。業界最大級となる1,600種類を超える商品の中から複数の望遠レンズを選ぶことができ、1ヶ月ごとのカメラ・レンズ交換も可能です。自分に合ったカメラが見つかるまで何度でもお試しいただけるため、購入前にじっくりと選ぶことができます。
ここからは、CAMERA RENT(カメラレント)でレンタル可能なカメラ・レンズのうち、登山での撮影におすすめの最新モデルを紹介します。
【Nikon(ニコン)】COOLPIX P1000
Nikon(ニコン)の「COOLPIX P1000」は、焦点距離24-3000mm相当の超望遠ズームを搭載したコンパクトデジタルカメラです。
野鳥や遠くの山並みなど、肉眼では捉えにくい被写体も大きく引き寄せて撮影できます。
4K動画撮影やマニュアル操作にも対応しているため、登山中の幅広いシーンで活躍してくれるでしょう。
【OM SYSTEM(オーエムシステム)/OLYMPUS(オリンパス)】OLYMPUS(オリンパス) OM-D E-M1 Mark III ボディ & Panasonic(パナソニック)LUMIX G X VARIO 35-100mm/F2.8 II/POWER O.I.S. H-HSA35100
OM SYSTEM(オーエムシステム)/OLYMPUS(オリンパス)の軽量かつ高性能なミラーレス一眼「OM-D E-M1 Mark III ボディ」とPanasonic(パナソニック)の中望遠レンズ「LUMIX G X VARIO 35-100mm/F2.8 II/POWER O.I.S. H-HSA35100」をセットにしたキットです。
防塵・防滴・耐低温構造を備えており、雨や雪、砂埃にも強い仕様になっています。
-10℃まで動作可能なため、冬山や高山にも対応します。レンズも防塵防滴仕様で、気象条件の厳しい山岳環境でも安心して使えるでしょう。
また、OM-Dシリーズは5軸手ブレ補正の性能が高く、手持ちでもブレを抑えた鮮明な写真を撮影できます。
長時間の登山でも疲れにくい軽量設計で、機動性を求める方におすすめです。
【FUJIFILM(富士フイルム)】フジノンレンズ GF45-100mmF4 R LM OIS WR
FUJIFILM(富士フイルム)の「フジノンレンズ GF45-100mmF4 R LM OIS WR」は、「GFX」シリーズ用の標準ズームレンズです。
焦点距離45-100mmは、風景から人物まで幅広くカバーでき、登山中の記念撮影や山岳ポートレートなど、幅広いシーンに対応しています。
5段分の手ブレ補正機能を搭載し、薄暗い森の中や早朝・夕方の光量不足時でもシャープな写真が撮れます。
もちろん、防塵・防滴・耐低温構造を採用しており、厳しい自然環境でも安心して持ち出せます。
中判ならではの高解像力と豊かな階調表現で、山の空気感や光のグラデーションを美しく再現できるのが魅力です。
【Canon(キヤノン)】RF200-800mm F6.3-9 IS USM
Canon(キヤノン)の「RF200-800mm F6.3-9 IS USM」は、焦点距離200〜800mmという超望遠域をカバーできるズームレンズです。遠くの山頂の稜線や、空を舞う鳥、飛行機、雲の細部までくっきりと捉えられます。
防塵・防滴構造を採用しており、雨や雪、砂埃の多い環境でも安心して使用可能です。
光学式手ブレ補正(IS)を内蔵しているため、望遠端でも手持ち撮影でブレを抑えられます。
重量は約2,050gとクラスとしては軽量化されており、三脚と組み合わせれば星景撮影にも対応できるでしょう。
【Nikon(ニコン)】NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR
Nikon(ニコン)の「NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR」は、180〜600mmの超望遠域をカバーできるズームレンズです。
最大撮影倍率0.25倍と近接撮影にも強く、山岳地帯で出会う高山植物や動物を鮮明に写せます。
質量は約1,955gと同クラスでは比較的軽く、ズームリングの回転角70度により素早い構図変更が可能です。
手ブレ補正(VR)効果も強力で、動く被写体も手持ちで狙いやすいでしょう。
防塵・防滴性能も備えており、悪天候や粉塵の多い登山道でも安心です。
【SONY(ソニー)】FE 70-200mm F4 Macro G OSS II SEL70200G2
SONY(ソニー)の「FE 70-200mm F4 Macro G OSS II SEL70200G2」は、第2世代となるEマウント対応望遠ズームレンズです。
約794gという軽量設計で、登山用ザックやスリングバッグにも収まりやすく、長時間の持ち運びに適しています。
ハーフマクロ撮影にも対応しており、登山道沿いに咲く高山植物や小さな昆虫も背景を美しくぼかした撮影が可能です。
光学式手ブレ補正(OSS)と高いAF性能により、動く被写体にも素早くピントを合わせられます。
防塵・防滴仕様のため、急な天候変化にも対応できるのが心強いポイントです。
【Canon(キヤノン)】PowerShot ZOOM
Canon(キヤノン)の「PowerShot ZOOM」は、双眼鏡のような形状をしたポケットサイズの望遠鏡型カメラです。
焦点距離100mm/400mmの光学ズームと800mm相当のデジタルズームを搭載し、スマホでは届かない距離の被写体も鮮明に撮影できます。
質量約145gと非常に軽量で、片手操作ができるため、山頂からの景色や、谷底の滝、遠くを歩く登山者なども素早く捉えられるでしょう。
充電はUSB Type-C対応で、モバイルバッテリーからの給電も可能なため、長時間の登山でも安心です。
【SIGMA(シグマ)】135mm F1.8 DG HSM [ライカL用]
SIGMA(シグマ)の「135mm F1.8 DG HSM [ライカL用]」は、Artラインならではの高解像・高コントラスト性能を持つ大口径望遠レンズです。
望遠特有の圧縮効果で遠くの山並みと手前の被写体を引き寄せ、立体感のあるダイナミックな風景写真が撮れます。
背景を大きくぼかし、被写体を際立たせるポートレート撮影にも強く、登山の記念写真にもぴったりでしょう。
開放F値1.8により多くの光を取り込めるため、日の出前や日没後の薄暗い時間帯、山頂での星空撮影にもおすすめです。
【FUJIFILM(富士フイルム)】フジノンレンズ XF50mmF2 R WR [ブラック]
FUJIFILM(富士フイルム)の「フジノンレンズ XF50mmF2 R WR [ブラック]」は、ミラーレス一眼デジタルカメラ「Xシリーズ」に対応する中望遠レンズです。
約200gという軽量設計で、長時間の登山でも持ち運びやすく、機材の負担を最小限に抑えられます。
外装には堅牢な金属製パーツを全面採用し、高級感と耐久性を兼備しています。
さらに、防塵・防滴・-10℃の耐低温構造により、雨や雪、冷え込みの厳しい高山でも安心して使用可能です。
50mm相当の画角は人物や風景の切り取りに適しており、背景を柔らかくぼかした印象的な写真も撮影できます。
【TAMRON(タムロン)】35-150mm F/2-2.8 Di III VXD (Model A058)
TAMRON(タムロン)の「35-150mm F/2-2.8 Di III VXD (Model A058)」は、35mm準広角から150mm望遠までをカバーできる多用途ズームレンズです。
登山中の風景全景から中距離の動植物、人物ポートレートまで、1本で幅広い撮影に対応できます。
F2-2.8という大口径により、光量の少ない早朝や夕暮れでもシャッタースピードを確保しやすく、美しいボケ味と高い解像感の両立が可能です。
VXD(Voice-coil eXtreme-torque Drive)モーターを搭載し、高速かつ静粛なAFを実現しているため、野生動物の撮影や歩きながらのスナップ撮影もしやすいでしょう。
やや大きめのサイズですが、これ1本でレンズ交換の手間を減らし、登山中の機動力を確保できます。
登山向きなカメラ・レンズの選び方
登山で撮影する写真の仕上がりは、選ぶカメラやレンズの性能によって大きく変わります。
適切な機材を選べば、厳しい山岳環境でも雲海や山頂からの絶景、希少な野生動物などを鮮明かつ美しく記録することが可能です。
反対に、機材の選択を誤ると重さや耐候性の不足がストレスとなり、撮影機会を逃してしまうかもしれません。
ここでは、登山向きカメラ・レンズを選ぶ際に重視したい4つのポイントを紹介します。
①軽量性
長時間歩き続ける登山では、機材の重量は疲労度に直結します。特に縦走や標高差の大きい登山では、100gの差が後半の行動力を左右すると言っても過言ではありません。そのため、登山用のカメラ・レンズは、ミラーレスカメラやコンパクトなズームレンズなど、軽量で携行性の高いモデルを選びましょう。
初心者の方は、まず軽いセットから始め、徐々に必要な焦点距離や明るさを求めて機材を拡張すると失敗が少なくなります。
②防塵・防滴性
山は天候の変化が激しく、土砂や霧、水滴にさらされることも日常茶飯事です。
そのため、カメラ本体はもちろん、レンズについても防塵・防滴対応かどうかをチェックすることをおすすめします。
防塵・防滴性能に優れたカメラ・レンズなら、小雨や降雪時でも安心して撮影を続けられます。
また、撮影時もレインカバーや防水バッグを活用すると、カメラ・レンズを長持ちさせられるでしょう。
③耐衝撃性
登山では、岩場での撮影やザックへの出し入れ時など、意図せず機材に衝撃が加わることがあります。
マグネシウム合金ボディのカメラや、剛性の高い金属鏡筒を採用したレンズなど、耐久性に優れたカメラ・レンズを選ぶようにしましょう。
また、落下防止のためにカメラをカラビナやストラップで体に固定する方法も有効です。
④耐低温性
冬山や標高の高い山では、気温が氷点下になることも珍しくありません。そのため、-10℃前後まで動作保証のある耐低温モデルを選ぶと安心です。
また、低温下ではバッテリー消耗が早まるため、予備バッテリーは必ず複数持参し、ポケットやインナーで保温しておくことが重要です。
さらに、結露防止のため、下山後は気温差の大きい場所で急にカメラを取り出さず、ビニール袋に入れてから室温に慣らすなどの配慮をしましょう。
登山に適したカメラ・レンズはレンタルで試してみよう
登山撮影に適したカメラは、防塵・防滴性や耐低温性、軽量設計などの高性能を備えている分、20万円以上するモデルも珍しくありません。さらに、交換レンズも単体で10〜20万円以上する場合があり、初めて購入する方にとっては大きな投資です。
また、対応できる撮影シーンや画質、操作性、重量バランスは、カメラ・レンズごとに大きく異なります。
特に「風景を広く撮りたい」「野生動物を望遠で狙いたい」など撮影目的が明確な場合は、自分のスタイルに合うかどうか事前に試してみることをおすすめします。
CAMERA RENT(カメラレント)では、さまざまな種類のカメラを、月額2,750円(税込)からのリーズナブルな価格でレンタルできるサービスを提供しています。業界最大級の27社、1,600種類以上のカメラ・レンズから選べる豊富な品揃えが特徴です。
気になるカメラやレンズを複数試しながら、購入するかどうか検討することができます。
登山用に高性能なカメラを用意したい、自分に合ったカメラ・レンズを見つけたいという方は、ぜひCAMERA RENT(カメラレント)のレンタルサービスをご利用ください。
使用頻度がそれほど多くない方、気になるカメラ・レンズを試して自分に合ったものを選びたいという方は、ぜひCAMERA RENT(カメラレント)にお気軽にご相談ください