星空撮影におすすめのカメラ・レンズ10選!選び方も紹介【2025年最新】

投稿日: 2025.08.19 更新日: 2025.08.20
おすすめ情報

夜空に広がる満天の星や天の川、流れ星など、星空を美しく写真に残すには、星空撮影に適した画角や明るさ、性能を備えたカメラ・レンズが求められます。
しかし、カメラ・レンズの種類は多岐にわたるため、どれを選べば良いのか迷う方も多いのではないでしょうか。

この記事では、星空撮影におすすめの最新カメラ・レンズを厳選し、それぞれの特徴や魅力をわかりやすく紹介します。
初心者でも失敗しにくい選び方も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

 

星空撮影におすすめの人気カメラ・レンズ一覧

星空撮影に適したカメラやレンズは種類が豊富で、性能や価格帯もさまざまです。

暗所での撮影性能や広角・明るいレンズの有無など、選ぶポイントが多いため、知識がないまま高額なカメラ・レンズを購入してしまうと、「思ったように撮れなかった」「暗くて星が映らない」など、後悔するケースも少なくありません。

このような失敗を避けるためにも、星空撮影用のカメラ・レンズは、まずレンタルで試すのがおすすめです。
レンタルなら、購入前に実際の使用感や写りを確認できるため、自分の撮影スタイルや好みに合ったモデルを見つけやすくなります。

CAMERA RENT(カメラレント)では、種類豊富なカメラ・レンズを月額2,750円(税込)からお試しいただけるレンタルサービスを提供しています。業界最大級となる1,600種類を超える商品の中から複数の望遠レンズを選ぶことができ、1ヶ月ごとのカメラ・レンズ交換も可能です。自分に合ったカメラが見つかるまで、何度でもお試しいただけるのが魅力です。

 

ここからは、CAMERA RENT(カメラレント)でレンタル可能なカメラ・レンズのうち、星空撮影に適したおすすめの最新モデルを紹介します。

 

【PENTAX(ペンタックス)】PENTAX K-1 Mark II ボディ

PENTAX(ペンタックス)の「K‑1 Mark II ボディ」は、35mmフルサイズCMOSセンサーとローパスレス仕様によりクリアな高解像度を実現したデジタル一眼レフカメラです。地球の自転に伴う天体の動きに合わせてイメージセンサーが自動で動き、星を点像として写せる「Astrotracer(アストロトレーサー)」機能が搭載されています。これにより、通常は数十秒で星が流れてしまう撮影も、数分単位でシャープに記録できるため、星景撮影に挑戦したい方におすすめの一台です。

 

【Canon(キヤノン)】EOS 5D Mark IV ボディ

Canon(キヤノン)の「EOS 5D Mark IV ボディ」は、約3,040万画素の高精細フルサイズセンサーを搭載し、高ISO感度でもノイズを極力抑えた描写が可能なハイエンドモデルです。星空撮影では、暗い空に散りばめられた微細な星の光をしっかり捉え、天の川の淡い色合いまで忠実に再現できます。防塵・防滴性能も高く、山岳や海辺など過酷な環境下での長時間撮影でも、安心して使用できるでしょう。

 

【FUJIFILM(富士フイルム)】FUJIFILM X-H1 ボディ

FUJIFILM(富士フイルム)の「FUJIFILM X-H1 ボディ」は、APS-CサイズのX-Trans CMOS IIIセンサーと高速画像処理エンジンを搭載したミラーレス一眼カメラです。暗所でも色再現性に優れた描写を可能にするほか、シリーズ初の本体内手ぶれ補正により、三脚が使えない状況でも星や夜景をクリアに撮影できるでしょう。軽量ながら高い剛性を持つマグネシウム合金ボディで、携行性と耐久性のバランスにも優れています。星空撮影を旅行や登山と組み合わせたい方におすすめです。

 

【OM SYSTEM(オーエムシステム)/OLYMPUS(オリンパス)】OM-D E-M1 Mark III ボディ

OM SYSTEM(オーエムシステム)/OLYMPUS(オリンパス)の「OM-D E-M1 Mark III ボディ」は、小型軽量ながら7.5段分の補正効果を誇る手ぶれ補正機構を搭載し、手持ちでも驚くほどシャープな星空撮影を実現したミラーレス一眼カメラです。「星空AF」機能を搭載しており、暗闇の中でもピント合わせを自動で正確に行えるため、初心者でも簡単に星をくっきり撮影できます。防塵・防滴・耐低温設計により、冬の星空撮影や高地での観測にもおすすめです。

 

【OM SYSTEM(オーエムシステム)/OLYMPUS(オリンパス)】OLYMPUS PEN E-PL9 EZダブルズームキット

OM SYSTEM(オーエムシステム)/OLYMPUS(オリンパス)の「OLYMPUS PEN E‑PL9 EZダブルズームキット」は、スタイリッシュで持ち歩きやすいミラーレス一眼カメラと、2種類のズームレンズ(標準ズーム・望遠ズーム)がセットになったキットです。広がる星空から月面のクローズアップまで幅広く対応できます。本体は約332gと非常に軽量で、三脚や撮影アクセサリーと一緒に持ち歩いても負担になりません。BluetoothやWi-Fiを搭載しており、撮影後にスマートフォンへ即座に転送してSNSやブログにアップすれば、星空の感動をその場で共有できます。旅行や登山などの移動を伴う星空撮影におすすめのモデルです。

 

【SONY(ソニー)】FE 12-24mm F2.8 GM SEL1224GM

SONY(ソニー)の「FE 12‑24mm F2.8 GM SEL1224GM」は、超広角ズームと常用F2.8の大口径を両立した35mmフルサイズ対応の「α Eマウント」レンズです。視野角が非常に広いため、天の川全体や流星群など、空を覆うダイナミックな星空を一枚の写真に収められます。ミラーレス専用設計レンズの最高峰である「Gマスターシリーズ」に属しており、高い解像性能と自然で美しいボケ描写を実現しているのも魅力です。

 

【Panasonic(パナソニック)】LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 S-R2060

Panasonic(パナソニック)の「LUMIX S 20‑60mm F3.5‑5.6 S-R2060」は、超広角20mmから標準60mmまでをカバーする汎用性の高いズームレンズです。防塵・防滴構造に加え、-10°Cまで耐えられる耐低温設計のため、冬の高山や寒冷地での撮影にも対応しています。軽量コンパクトな設計で持ち運びやすく、星空撮影と日中の風景・ポートレート撮影を一つのレンズでこなしたい方におすすめです。

 

【Canon(キヤノン)】EF16-35mm F4L IS USM

Canon(キヤノン)の「EF16-35mm F4L IS USM」は、フルサイズ対応の超広角ズームレンズで、焦点距離全域で開放F4を維持します。F2.8よりは暗いものの、シャープな描写と軽量設計が魅力で、星空撮影にも十分対応可能です。16mmでは広い空をダイナミックに収めることができ、35mmでは星空と前景のバランスを活かした構図が作れるでしょう。シャッター速度換算4段分の手ブレ補正機構「IS」も搭載されており、手持ちのままの撮影も可能です。

 

【SIGMA(シグマ)】14-24mm F2.8 DG DN [ソニーE用]

SIGMA(シグマ)の「14-24mm F2.8 DG DN[ソニーE用]」は、ミラーレス専用設計の大口径超広角ズームレンズです。14mmの超広角から24mmまでをカバーし、広がる星空や雄大な風景を迫力ある構図で撮影できます。ズーム全域で開放F2.8を維持できるため、暗い星空や夜景でも十分な光を取り込み、鮮明な描写を実現できるのが魅力です。逆光耐性にも優れており、月明かりや街灯のある環境下でもフレアやゴーストを抑えたクリアな描写ができるため、星空撮影のほか、夜景や夕暮れの風景撮影にも活躍します。

 

星空撮影に適したカメラ・レンズの選び方

星空を美しく撮影するためには、カメラやレンズの性能・仕様を正しく理解して選ぶことが大切です。
光を効率的に集められるセンサーや、夜間撮影に特化した機能の有無が仕上がりに直結します。

また、どのような構図を撮りたいかによって必要なレンズの焦点距離や明るさも変わります。
続いては、星空撮影に適したカメラ・レンズの選び方について、初心者向けにわかりやすく解説します。

 

・広角・超広角レンズ

14mm~24mmの超広角レンズで撮影すれば、天の川や星座、流星群などの壮大な星空と、山や湖、建築物などを同じ画面に収められます。スケール感やストーリー性のある星空撮影が可能です。

例えば、夏の天の川を湖面に映し込みたい場合や、山並みと星空を同時に写し込みたい場合は、14〜20mm程度の超広角が効果的です。
さらに、インターバル撮影で星の軌跡や雲の流れを記録する際も、広角なら多様な動きを一度に捉えられ、編集時の表現幅が広がります。

 

・F値が小さい(明るい)

星空撮影では、できるだけF値が小さい(明るい)レンズを選びましょう。具体的には、F2.8以下のレンズがおすすめです。
F値が小さいほど絞りを大きく開けられるため、多くの光を取り込み、暗い夜空でも星を明るく鮮明に写せます。
光量が確保できることでシャッタースピードを短くでき、星のブレやノイズを抑えた高画質撮影が可能です。
さらに、F1.8やF1.4の単焦点レンズを使うと、星座の色味や明暗差まで鮮明に表現できるでしょう。

 

・高感度性能(ISO)が高い

高感度性能(ISO感度)とは、少ない光でも明るく撮影できる能力を指します。
星空撮影は光が少ない環境で行うため、ISO感度を高く設定できるカメラが必須です。

街明かりや月明かりがある場所ではISO1600〜3200程度、完全な暗闇に近い環境ではISO3200以上を使える機種が望ましいとされています。最新機種では高感度でもノイズが少なく、星の微細な光までしっかり描写できるモデルも増えているため、初心者でも扱いやすいでしょう。

 

・ノイズリダクション機能

暗所でISO感度を上げると、画像にザラついたノイズが発生しやすくなります。
そのため、星空撮影にはノイズリダクション機能が搭載されたカメラを選ぶことが重要です。
長秒時ノイズ低減機能は、露光後にセンサーの熱やランダムノイズを除去し、滑らかな星空を描き出します。
天の川や星雲を鮮明に表現したい場合、この機能が大きく役立ちます。

 

・バルブ撮影モード

バルブ撮影モードとは、シャッターボタンを押している間ずっとシャッターを開け続けられる機能です。
一般的なカメラに設定されているシャッタースピードは最長でも30秒程度ですが、バルブ撮影モードが搭載されたカメラでは、数分から数時間以上の露光が可能なため、星の動きを光の線として写し出せる「星の軌跡写真」を撮ることができます。
また、バルブ撮影時は、レリーズやタイマー付きリモコンを使うことで手ブレを防ぎ、安定した撮影が可能です。

 

・インターバル撮影機能

インターバル撮影は、一定間隔で自動的に連続撮影できる機能です。
星の動きや夜明けの空の色の変化など、時間をかけて変わる風景を記録し、後でつなぎ合わせてタイムラプス動画として楽しめます。

例えば、流星群の夜にインターバル撮影を仕掛けておけば、偶然流れた流星を逃さず記録でき、動画としても静止画としても活用可能です。星空のドラマチックな変化を動画で楽しみたい方におすすめの機能です。

 

・望遠・超望遠レンズ

焦点距離200mm以上の望遠・超望遠レンズは、星空全体ではなく特定の天体を大きく写したいときに活躍します。
月のクレーターや土星の輪、遠くの星雲・星団など、肉眼では見えにくい細部まで描写できるのが魅力です。
ただし、焦点距離が長いほどブレやすくなります。
そのため、頑丈な三脚と赤道儀(天体の動きに合わせてカメラを動かす装置)を組み合わせるのがおすすめです。

 

星空撮影はカメラ・レンズ選びが大事!まずはレンタルで試してみよう

星空撮影に適したカメラは、フルサイズ機などでは本体価格が30万円を超えることも多く、高性能レンズも1本10万円以上するのが一般的です。特にF2.8以下の明るい広角レンズや天体撮影向けのモデルは高額になりやすく、初心者がいきなり購入するにはハードルが高いでしょう。

 「高額なカメラを購入したのに使いこなせなかった」と後悔しないためにも、いきなり高額なモデルを購入するのではなく、まずはレンタルで複数のカメラやレンズを試し、ご自身の撮影スタイルに合った組み合わせを見つけるのがおすすめです。

 CAMERA RENT(カメラレント)では、さまざまな種類のカメラを、月額2,750円(税込)からのリーズナブルな価格でレンタルできるサービスを提供しています。業界最大級の27社、1,600種類以上のカメラ・レンズから選べる豊富な品揃えが特徴です。気になるカメラ・レンズを複数試しながら、購入するかどうか検討することができます。

星空撮影用に高性能なカメラを用意したい、自分に合ったカメラ・レンズを見つけたいという方は、ぜひCAMERA RENT(カメラレント)のレンタルサービスをご利用ください。

 

使用頻度がそれほど多くない方、気になるカメラ・レンズを試して自分に合ったものを選びたいという方は、ぜひCAMERA RENT(カメラレント)にお気軽にご相談ください

 

 


 

無料会員登録はこちら